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結果を得る

Q:Pepeさん、ご無沙汰しております。

A:こんにちは。ご無沙汰しております。

Q:翻訳はできないということは十分理解しました。そろそろ次の話をお聞きしたいのですが。

A:そうですね。長くなってしまいそうですが、少しずつお話が出来たらと思います。年末にサッカーのクラブW杯が豊田と横浜で開催されます。そこでの仕事が舞い込むことを狙って(願って)いたんですよ。準備もそこそこ、まぁほとんど何もしていない状態に近かったですが、自分のなかでは大切な期間だったと捉えています。"大切な期間だった"というのは、そうです、良いお話は頂けなかったということです。

Q:リエゾン通訳という業務ですか。

A:そうです。簡単に言うと来日チームに帯同し、滞在中のスケジュール調整をはじめとして、チームと大会主催者との間に立って両者の発言を変換する人間です。今年はスペインからバルセロナ、メキシコからモンテレイというチームが、それぞれ欧州王者、北中米王者として来日します。両チームともスペイン語圏ですので、私が協力させていただくことがあるかもしれないという気持ちでした。

Q:そんなにうまく物事は進まないよ!ということでしょうか。

A:そうかもしれませんね。やはり世界規模の大会ですし、自分よりも20000倍くらい優秀な方が世界中には数えきれないくらいいるでしょうしね。とはいえ今回、ひとつの答えが出たということで頭の中がだいぶスッキリしました。"一つの結果を得た"ということが、自分自身が待っていた答えでした。

Q:悔しいとか、悲しいとか、そういう気持ちはありますか。

A:ないですね。"あぁそうですか"という感じです。こればっかりはどう足掻いても仕方のないことですし、人生は不確実ですからね。思い通りにいくこともあれば、思い通りにいかないこともある。そういうことだと思います。

A:また、お話聞かせてください。

Q:もう終わりですか。

A:はい。一気に伺ってしまうと、また時間があいてしまうのでここら辺で終わりにしておきましょう。

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Pepe
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by albondiga | 2011-11-25 22:57

翻訳は出来ない

ある人は、間違いを犯したときにこう言う。"自分の間違いだった" そして教訓を学ぶ。
もう一人は、間違いを犯したときにこう言う。"自分のせいじゃない" そして周囲のせいにする。

ある人は、逆境というものが最良の教師であることを知っている。
もう一人は、逆境の前に立つと自分が被害者であると感じる。

ある人は、物事の結果は自分次第であると知っている。
もう一人は、物事の結果が悪いとそこに不運が存在していたと考える。

ある人は、とても勤勉で、さらには自分の時間をより多く作り出す。
もう一人は、常に"とても忙しく"、自分の時間を持っていない。

ある人は、ひとつひとつ挑戦に立ち向かう。
もう一人は、あれこれよく考えるが、思いきって挑戦することをしない。

ある人は、固い約束を交わす。約束をし、それを守る。
もう一人は、約束を交わすが確言しない。約束が守れなかったときには言い訳をする。

ある人は言う。"自分は良くやっている だけどさらに上を目指そう"
もう一人は言う。"自分は周りの人間ほど悪くない"

ある人は、耳を傾け、理解し、それに反応する。
もう一人は、自分が何を口にするかしか考えない。

ある人は、自分より有能な者に敬意を払い、彼らから何かを学ぼうと努める。
もう一人は、自分より有能な者に抵抗し、彼らの欠点を探すことしかしない。

ある人は、強い責任感をもって仕事に取り組む。
もう一人は、必要以上の義務を負わずこう言う。"自分の役割は果たしている"

ある人は言う。"他にもっと良い方法があるはずだ"
もう一人は言う。"これは我々が今までずっとやってきた方法だ"

ある人は、問題解決に必要な要素。
もう一人は、問題が生じる要素。

ある人は、壁を建てるとき、その全体像がどう見えるかに注意を払う。
もう一人は、目の前のレンガを積み上げることに注意を払う。




スペイン語の文章を翻訳してみた。

ある人:Ganador(勝者)

もう一人:Perdedor(敗者)

というのが本来の文章なのだけど、勝手に上述のように訳すことにした。報酬を頂くわけではないので、まぁいいだろう。さらに、自分はサッカーと長く携わってきているし、なんでもかんでもサッカーに結びつくように考えてしまうところがある。というよりは、もしかすると"考えが自然とサッカーに結びついていく"と言った方が正しいかもしれない。

Pepeが、静岡とアルゼンチンで通訳を務めたMiguelから原文を紹介してもらったのだけど、彼がこの言葉を通じ日本人に何を伝えたいのかという、言わばアルゼンチン人監督の隠れた想いというものも想像しながら言語を変換した。



文章だけを見て、日本語に訳すのは苦手だ。

背景が理解できないと、自分の場合は言葉が出てこない。

通訳とは異なり、翻訳ってのは形に残るもの。

原文の意と同じ、または最も近い言葉を選択しなければいけない。

"最も"ってのは超難しい。

自分には出来そうにない。

少なくとも、それで金を稼げる気がしない。



まぁいっか。色々と整理をするなかで、様々な資料が、ホコリまみれのダンボールや、ガーガーうるさいパソコンから出てきた。

Miguelはよく言っていた。

今日学んだことが、もしかしたら皆さんにとって今は必要ないことかもしれない。だけど、三ヶ月後、半年後、もしくは何年か後に机の引き出しからノートを見つけた時に、今日学んだことが必要になるかもしれない。だからこそ学ぶこと、記録を取ることは非常に大切なんです。私も今まで様々な国で様々な監督の講演などを聴いてきて、"この話は必要ない"と思うことが何度もありました。だけど、必ずメモを取り、内容を記録していた。そして、それが何年か後に自分のチームの強化に役立ったということを実際に経験しました。

Miguelとは誰だい?という話にもなるのだけど、彼はアルゼンチン人のサッカーの監督。ラシンクラブの監督を務めた経験もあるのだが、若手選手の発掘や育成能力に長けていて、トップチームを率いるよりも、どちらかというとユース世代での実績がアルゼンチンでは評価されている。様々なクラブでユースの統括責任者を歴任し、今月で65歳になる。そろそろ現役を退くかどうかはわからないが、これまで数々の代表選手を育ててきたことで有名。

面白そうなものが出てきたらまた紹介しようと思う。


Pepe
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by albondiga | 2011-11-01 17:51


ゆるゆる通訳者(スペイン語)の、これまでとこれからを綴ったゆるゆるブログ。自身のサッカーについてもゆるゆる綴ります。メキシコ、トルーカ在住。


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